株主の皆様には平素格別のお引き立てとご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社は1970年の創業以来、社会やお客さまが抱える課題解決に取り組んでまいりました。創業50周年に当たる2020年には経営理念を刷新し、当社が果たすべき使命や目指す企業像などを明確化いたしました。
同年にスタートした中期経営計画2023では、当社グループの基盤事業であるリサーチ・コンサル事業や金融ソリューション事業の価値提供力に磨きを掛けるとともに、シンクタンクとしての政策提言機能の強化、成長領域であるDX事業、ストック型事業、海外事業などへの先行投資を進めています。また、人財、MaaS、エネルギーなどの分野で、研究・提言から社会実装に至るバリューチェーン(価値創造プロセス)を一貫して手掛けるVCP経営を展開、新たな事業の柱や収益源の獲得に注力しています。
中計初年度の2021年9月期は、DX関連、新型コロナウイルスに関わるAIシミュレーションなど中計の方針に沿った大型案件を遂行し、グループ全体として初めて売上高1,000億円超を達成しました。経常利益は76億円、ROEは9.1%と、中計財務目標(経常利益:100億円、ROE:10%)の達成に向けて順調なスタートを切ることができました。
次の50年に向け、新たな一歩を踏み出した当社グループに今後ともご理解とご支援を賜り

ますよう、よろしくお願い申し上げます。

2021年12月
株式会社三菱総合研究所
代表取締役社長